マーベル&DC、米メジャー系コミック史上初めて同性婚描く
2012年5月24日 20:30
[映画.com ニュース] マーベルの人気コミック「Astonishing X-Men」で、米メジャー系コミック史上初めて同性婚が描かれることになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
大統領選が繰り広げられているアメリカでは、バラク・オバマ大統領が、歴代大統領としては初めて同性婚の支持を発表したばかり。同性婚については、アメリカではキリスト教保守派の反発が強く、大統領選を左右しかねないトピックとなっている。
「Astonishing X-Men」は、映画化された「X-MEN」のスピンオフで、「アベンジャーズ」のメガホンをとったジョス・ウェドン監督もかつて原作に参加したことがある。同作に登場するミュータントのひとり、ノーススターは、マーベルコミック史上はじめてゲイであることを公にしたスーパーヒーローで、6月に全米発売される51巻では恋人の男性と結婚することになるという。
マーベルのアクセル・アロンソ編集長は「マーベル世界は、窓の外の世界を常に反映してきた」と、社会認識の変化を同性婚導入の理由に挙げている。また、ライバルのDCコミックも、今年6月発売の新刊で人気スーパーヒーローのひとりが、ゲイであることをカミングアウトする展開になると予告している。
「アベンジャーズ」
をディズニープラスで今すぐ見る
PR
©2025 Disney and its related entities