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ヒロシマからフクシマへ… 90歳の報道写真家を追ったドキュメンタリー予告公開

2012年5月7日 17:00

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戦後日本のウソを見つめ続けた報道写真家 福島菊次郎
戦後日本のウソを見つめ続けた報道写真家 福島菊次郎
(C)2012「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」製作委員会

[映画.com ニュース] 戦後日本を見つめ続けてきた、報道写真家・福島菊次郎の2009~11年の3年間に密着したドキュメンタリー「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」(長谷川三郎監督)の予告編が、このほど公開された。

敗戦直後の広島で被爆者家族の苦悩を10年間にわたり撮り続けた福島は、“平和都市ヒロシマ”の知られざる実態を暴き、それ以降も三里塚闘争、東大安田講堂、70年安保、あさま山荘事件、水俣、祝島など戦後の日本を象徴する事件を25万枚以上の写真に収めてきた。その後は、次第に保守化する日本社会やメディアと決別、自給自足生活を経て、愛犬との静かな暮らしを送っていた。11年に胃がんの切除手術を受け自身の最期を自覚し始めた頃、未曾有の大惨事となった東日本大震災が発生。再びカメラを手にした福島は、原発事故が起きた福島県へと向かう。

予告編では、「問題自体が法を犯したものであれば、カメラマンは法を犯しても構わない」というアナーキーな発言から始まり、これまでに福島がシャッターを切った戦後日本の写真の数々を紹介。福島第一原発立ち入り禁止区域付近での取材や、自らの原点となった広島での活動を振り返る。反骨精神を持ち、国家権力にも屈せず真っ向から真実の撮影に挑む姿は、90歳という年齢をまったく感じさせず、政治や社会問題に関心の薄い若い世代へ警鐘を鳴らしているかのようだ。

ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」は8月4日から、銀座シネパトス、新宿K's cinema、広島八丁座ほか全国順次公開。

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