浅野忠信、高倉健からの激励に奮起! アメリカでの飛躍誓う
2012年5月1日 20:15

[映画.com ニュース] 公開中のハリウッド大作「バトルシップ」に出演する浅野忠信が5月18日の全米公開に先駆け、5月1日に東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた会見に出席。撮影の様子や今後のハリウッドでの活動に向けての意欲などを語った。
ユニバーサル映画創立100周年記念作として製作された本作。突如、現れた異星人の艦隊に日米をはじめとした連合艦隊が立ち向かう姿を描いており、浅野はテイラー・キッチュ演じる主人公の海軍将校のライバルである自衛艦の艦長を演じている。
1時間ほどの会見で通訳を通しながら10数人の質問に応じた浅野。全米での公開を前に、早くも今後のアメリカでの活躍を期待する声も聞こえるが「僕は日本人なのでアメリカで生まれ育ったアメリカ人の役はなかなかできないと思う。アメリカにいる日本人の役など日本人として必要とされる役があればそれを徹底的にやってみたいと思います」と意欲を口にする。
現場では英語がひとつの壁になったようで、「現場でも何が起こってるか分からないときはありましたが、開き直って『ワケわかんねえや』って感じでいました(笑)。テイラーが『お前が言うんだよ』って助けてくれたりもして、意味が分かってないでセリフを言うこともあった」と明かした。
続編に話が及ぶと「監督が『2もやるから来いよ』と冗談で言ってくれたので、もしやるならぜひ行きたい」とやる気を見せる一方で、今回の撮影で10メートル以上の高さからジャンプさせられた時の恐怖が残っているようで「高いところから飛ばないように契約を結びたい」と語り笑いを誘った。
ある記者からは、浅野に対して「若い頃の高倉健に似ている」という声も。8月に公開される高倉の主演映画「あなたへ」には浅野も出演しているが、浅野は高倉から「面白い。これからもどんどん(アメリカで)やってよ」と激励の言葉をかけられたことを告白。「高倉健さんがいなければ、こうやってアメリカで頑張ろうという気持ちにならなかったと思います。尊敬する方にそのように期待されるのはうれしい。日本でNo.1の俳優さんだと思ってますし、そういう方が楽しんでくださる映画にまた出られるように頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。
浅野は5月10日にロサンゼルスのNOKIAシアターで開催されるUSプレミアに出席するためにまもなく渡米する予定。
「バトルシップ」は全国で公開中。
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