ニコニコ動画「niconico」に総称変更 次期バージョン「Zero」の全容も明らかに
2012年4月26日 18:28

[映画.com ニュース] 株式会社ニワンゴは4月26日、東京・六本木のニコファーレで「ニコニコ動画新サービス記者発表会」を開き、ニコニコ動画の次期バージョン「Zero」(5月1日サービス開始)の概要とともに、2006年のサービス開始からの総称である「ニコニコ動画」を、グローバル化を視野に入れた「niconico」に変更すると発表した。記者発表会には、株式会社ドワンゴ代表取締役会長・川上量生氏、同社取締役・夏野剛氏が出席した。
ニコニコ動画の次期バージョンである「Zero」は、トップページや視聴画面のバージョンアップをはじめ、公式音楽ダウンロード機能「NicoSound」、ユーザー参加型リクエスト放送「Nsen」などの新サービスを開始。今回は、旧バージョンとの選択制で使用することができ、プレミアム会員(現在162万員)先行で提供される。
「ニコニコ動画:Zero」では、視聴画面サイズが現行の「640×368」から「864×486」に拡大。タグ編集がリアルタイムでページに反映される他、再読み込み不要で動画の切り替えが可能となる「動画再生リスト」、動画を視聴しながら同じページ上で次に見たい動画を選択できる「動画選択ウィンドウ」などが追加される。
また、「ニコニコ生放送:Zero」も、新画面サイズ(810×456)に拡大され、視聴画面の下に関連番組の一覧を表示。視聴ページのままでも、他の番組に高速切り替えできるザッピング機能が加わる。「Zeroは勝負した作品」(川上氏)、「インパクトは大きいはず。1年以内で、目標であるプレミアム会員200万人突破も、無理な数字じゃない」(夏野氏)と自信のほどをのぞかせる。
4月28日、29日には千葉県・幕張メッセで「ニコニコ超会議2012」と題した巨大フェスを開催。「僕らがやらない限り、もう2度とないイベント。とりあえず来年はやりません(笑)。成功しても失敗しても歴史的なイベントになるのは間違いない」(川上氏)、「これまで難しかったデジタルコンテンツの視覚化が実現するイベント」(夏野氏)。川上氏によると、目標来場者数は10万人で「チケット販売は好調だが、当日どうなるかまったく読めない」。夏野氏は「20万人入っても赤字です。30万人来ちゃうと、どうしたらいいか……。枝野さん(枝野幸男経済産業大臣)も来るから、千葉県警はSP対応に追われている」と“嵐の前の静けさ”に武者震いしていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge