テリー伊藤、忌野清志郎さんの思い出語りしみじみ
2012年4月24日 21:30

[映画.com ニュース] テリー伊藤が4月24日、「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!」のブルーレイ&DVD発売を記念し、都内で行われた試写会に出席。生前の忌野清志郎さんと親交があったテリーは、かつての思い出や魅力について語った。
清志郎さんが仲間を集め、3度にわたり大阪で行なった伝説的ライブ「ナニワ・サリバン・ショー」。そのライブ映像を交えつつ、イベントを待ちわびた人々の1日のドラマを描いた映画で、清志郎さんを慕う俳優やミュージシャンが多く出演している。
テリーが清志郎さんを初めて見たのは、「RCサクセション」がデビューを果たす1年ほど前のライブ。当時は大学1年生で、清志郎さんはまだ10代半ばだったという。「当時からすごい噂で、女の子と見に行ったんですが僕はアイビールックだったんです。でも清志郎さんはあの当時は誰も履いていなかった黒いジーンズで、それを見てショックを受けた。時代の中で『ちょっと違う』と感じさせるものがあった」と懐かしそうに振り返った。
私物のCDを掲げながら、「涙でいっぱい」「2時間35分」など忘れられない名曲を次々と挙げたが、中でも「世界中の人に自慢したいよ」を絶賛。「いろんなミュージシャンが若い頃にヒットした曲を歌うけど、みんな枯れたような味のある歌い方をする。でも清志郎さんは20歳の頃に歌っていたあのときのまま歌うんです! あんな人、二度と現れない」と熱弁をふるった。
清志郎さんは自転車を趣味としており、最後にかけられた言葉も「テリーさん、一緒にツーリング行こうよ」だったという。テリーがプロデュースした「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」に清志郎さんが出演したこともあったが、「照れ屋だから一緒にいてもほとんど話してくれないんです」とその素顔を明かす。番組で「元気が出る音頭 DANGER」という曲を作ってもらった思い出に触れ、「最初は断られると思ったけど、紋付き袴で日本刀を持って出てきた。あとから番組にクレームが来たけど(苦笑)、すごい人だなと思った」としみじみ語った。
「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!」ブルーレイ&DVDは4月25日発売。
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