ヴァージン・アメリカ航空が機内向けにオリジナルコンテンツ配信
2012年4月11日 22:15
[映画.com ニュース] 英ヴァージン・グループが2010年に立ち上げた映画・テレビ製作会社Virgin Producedが、機内向け動画チャンネルを手がけることになったと、バラエティ紙が報じた。
系列企業であるヴァージン・アメリカ航空のエンタテインメントチャンネル向けに独自コンテンツを提供することになり、すでにベン・スティラーの製作会社レッド・アワー・デジタルや、コメディ俳優のウィル・フェレルが設立したウェブサイトのFunny or Die、ミュージシャンのウィル・アイ・アムらと契約している。番組はLife(音楽、旅行、ライフスタイル)、Laugh(コメディ)、Loud(新鋭の映画作家による短編)の3つのカテゴリーに分かれ、毎月3~4時間分のコンテンツが差し替えられることになるという。
Virgin Producedは、ブラッドリー・クーパー主演の「リミットレス」で製作事業に参入し、「インモータルズ 神々の戦い」にも参加している。一方、北米路線であるヴァージン・アメリカ航空は07年に開業。エンタテインメントサービスが充実しているのが特徴で、無料の衛星放送に加え多数の映画やテレビ番組をペイパービュー方式で提供している。
さらに、「アントラージュ」や「リアル・スティール」などドラマ、映画のタイアッププロモーションを行ってきた実績がある。オリジナルコンテンツの獲得で集客アップを狙っている。
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