熱中症、食あたり乗り越え!? 待望の東京初日に高橋克典感無量
2012年4月7日 16:14

[映画.com ニュース] 俳優・高橋克典の3年ぶりの主演映画となる「私の叔父さん」が4月7日、東京・銀座シネパトスなどで封切られた。ロケ地の福岡など九州を中心に3月3日から先行公開。待望の東京での初日に、高橋は同劇場での舞台挨拶で「CGなどの特殊効果を使っていない、いまどき珍しい映画。皆さんの宣伝にかかっているといっても過言ではない。ねずみ講式に広げてください」と満員のファンにアピールした。
細野辰興監督とは、「竜二Forever」以来10年ぶりのタッグとなり、「監督はとても厳しくてしつこい、油断のできない方。前回よりはだいぶ和やかにはなりましたが、ほんの一瞬でも客観的なことを考えれば見透かされてしまう。挑戦のしがいがあって楽しかった」と振り返る。対する細野監督も「勢いではできない繊細で丁寧な芝居だったが、10年の成長の跡が見えて、やったという感じだった」と満足げな表情を浮かべた。
だが、撮影が行われた昨夏の福岡は真夏日が73日に達する猛暑。高橋は、「いやあ、本当に暑かったですね。熱中症になりかかり、よせばいいのに近所のスーパーのタイムセールで買った刺し身にあたり、モーニングコールは看護師さんで、救急病院から現場に行っていました」と苦難!?のエピソードを披露し笑いを誘った。
また、細野監督から「何度拒絶されてもしょげない、恋のターミネーターになれ」と指示されたというヒロインの寺島咲は、暑さの中でのロケにも「高橋さんがアイスを差し入れてくれたので乗り切れました。こんな素敵な叔父さんがいたら好きになっちゃうかも」と笑顔。これには、高橋も「アイスくらいで、そこまで言ってくれるなんて」とまんざらでもない様子だった。
「私の叔父さん」は、直木賞を受賞した連城三紀彦の短編集「恋文・私の叔父さん」所収の1編を映画化。カメラマンの叔父とめいとの間に閉ざされた過去と、2人の切ない愛を描く。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」などを“500円”で観る!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ