フルポン村上、役者気取りも監督から「固い」とダメ出し
2012年3月17日 14:00
[映画.com ニュース] 作家志望の青年が文豪の幽霊と巻き起こす騒動を描いたコメディ「ゴーストライターホテル」が3月17日、東京・シネマート新宿で公開初日を迎え、主演の阿部力、桂三度(世界のナベアツ)、ケンドーコバヤシ、村上健志(フルーツポンチ)、伊東寛晃監督らが舞台挨拶に立った。
幼い頃から小説家を目指す内海(阿部)は、かつて文豪たちが宿泊したというホテル「本天堂」で清掃員として働きながら執筆を始めるが、そこには作品を書き上げることができなかった文豪の幽霊たちが潜んでいた……。
阿部は、「1週間という過酷なスケジュールだったけど、大好きな俳優さんや芸人さんと共演できてうれしかった。芸人さんたちの芝居は台本を利用したコントみたいで、撮影中は毎日笑っていた」と述懐。一方で、「ゆるい気持ちで見て楽しんでほしいけど、決してふざけている作品じゃない。途中であきらめそうになる作家の役を演じて、やろうと思っていることを頑張って1度実行してみることの大事さを改めて感じた。やりたいことがある方々は、夢に向かって頑張ってみて」と語りかけた。
夏目漱石を演じた桂は、「撮影中は世界のナベアツだったけど、今は(桂)三枝師匠に三度というありがたい名前をいただいている。サンドイッチマンと名前が若干かぶっているので、僕のことは気軽にサンディと読んで」と挨拶。宮沢賢治役のケンドーは、「僕の全てを注ぎ込んだ作品。“ミヤケン”は春画、現代でいうところのエロ雑誌集めが趣味だったらしいけど、僕も好きだから共通点があって演じやすかった」と笑わせた。
太宰治役に挑んだ村上は、「もともと役者になりたかったので夢がかなった。演じていて、太宰と自分が重なる瞬間が多々あった」とすっかり役者気取り。しかし伊東監督に、「え!? お芝居が非常に固いのでビックリ」と驚かれ、「その固さが太宰!」と赤面しながらも開き直り、場内の笑いを誘っていた。
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