「LOST」プロデューサー、ヒッチコック「サイコ」前章をドラマ化
2012年3月13日 11:45

[映画.com ニュース] 社会現象となった米人気ドラマ「LOST」で制作総指揮を務めたカールトン・キューズが、「サイコ」の前章となる新テレビドラマ「ベイツ・モーテル(原題)」を手がけることになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
アルフレッド・ヒッチコック監督の1960年の傑作「サイコ」を題材に、ドラマの準備をしてきた米ケーブル局A&Eは、新たにキューズを起用。シリーズ化が決定すれば、キューズは制作総指揮として脚本家チームを率いることになる。
「ベイツ・モーテル」は、若き日のノーマン・ベイツと母の関係を描くもので、「ツイン・ピークス」と「ヤング・スーパーマン」を掛け合わせたような内容になる予定だという。A&Eは、ゾンビホラー「ウォーキング・デッド」で高視聴率を獲得した米ケーブル局AMCの成功にならい、「ベイツ・モーテル」をスリルたっぷりのホラードラマに仕立てることを狙っているようだ。
キューズは「刑事ナッシュ・ブリッジス」の企画・制作総指揮を手がけたテレビ界のベテランで、同ドラマのスタッフとして脚本を執筆。のちに「LOST」をJ・J・エイブラムスと共同で企画したデイモン・リンデロフの誘いを受け、シーズン1の途中で参加した。シーズン2以降は、リンデロフとの二人三脚で制作総指揮として「LOST」を指揮してきた実績がある。
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