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ミシェル・ウィリアムズ、初来日の感想は「サイコウ」

2012年3月13日 19:39

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初来日を果たしたミシェル・ウィリアムズ
初来日を果たしたミシェル・ウィリアムズ

[映画.com ニュース] 主演作「マリリン 7日間の恋」で第84回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた米女優のミシェル・ウィリアムズが初来日。3月13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでジャパンプレミアを行い、日本のファンと初めて対面した。

没後50年を迎えるマリリン・モンローの秘めた恋を通し、“世界のセックス・シンボル”とのギャップに苦悩するモンローの不安と孤独を浮き彫りにする。ウィリアムズはスターとしての魅力あふれる姿から、禁じられた恋に悩む等身大の女性像までを熱演し、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞している。

初来日の感想を聞かれ、日本語で「サイコウ」と喜びを表現。各映画賞レースでの躍進に「とても光栄なこと。正直、ゴールデン・グローブ賞の授賞式は頭がボーッとしてしまって、あまり覚えていないの」。役作りには約10カ月を要したといい「10代の頃から、寝室にマリリンの写真を貼っていたほど大ファン。だから、自分で自分にかけるプレッシャーはとても大きかった」と述懐した。

モンローは、ローレンス・オリビエケネス・ブラナー)が監督と主演を兼ねる「王子と踊り子」撮影のためロンドンを訪れるが、演技方法をめぐってオリビエと対立。精神的に追い詰められ、同行した夫のアーサー・ミラーとも疎遠になるなか、ただひとり的確な助言をくれた第3助監督のコリン・クラーク(エディ・レッドメイン)と親密になっていく。

この日はマリリンを彷ふつさせるアレキサンダー・マックイーンのドレスで登場し、「彼女の魅力は死後50年経っても、神秘性が失われない点。アイコン化された彼女のなかに眠るパーソナルな一面を映画で見てほしい」とアピール。年下男性との恋にちなみ、プレミアには若手俳優の遠藤雄弥が登壇し、ウィリアムズにジャンパンを贈った。

マリリン 7日間の恋」は3月24日から全国で公開。

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