真木蔵人、震災直後のオファーを述懐「映画なんてやってらんねーよ」
2012年3月4日 14:30

[映画.com ニュース] 俳優の大鶴義丹がメガホンをとり、人気バイク漫画を実写映画化した「キリン POINT OF NO-RETURN!」が3月3日、東京・池袋シネマロサで封切られた。上映後に大鶴監督をはじめ、主演の真木蔵人、亜矢乃、久保田悠来、高山猛久、夏木陽介が初日舞台挨拶を行い、撮影の苦労話や作品への思いを語った。
カタナと呼ばれるバイクに乗る中年男・キリン(真木)が、ポルシェ911と公道で繰り広げる熱い戦いを描く。原作は1987年に連載がスタートし、売り上げ累計が600万部を超える東本昌平の人気コミック。バイク愛好家でもある大鶴監督は、原作の熱狂的なファンだといい「東本先生に映画化のお話をお願いしたのが、一昨年の夏。1年半かけて、ようやくここまで来ることができた。20年来のリミットのないわがままに付き合ってくれたキャスト、スタッフ、関係者の皆さんに感謝したい」と感無量の面持ちだった。
真木は、主演のオファーを大鶴本人から受けたが「ちょうど3.11の直後で(被災地で)炊き出しの最中だった。最初は『今は映画なんてやってらんねーよ』と思った」。それでも「こんな売れ残りの役者に声をかけてくれて興奮した。好きな漫画だったし、キリンと実年齢も一緒。大鶴さんとの付き合いもあったし」と本作への出演を快諾。「強い個性をもったキャラクターだから、ふつうの役者さんだとわざとらしくなってしまう」(大鶴監督)。真木は「大鶴さんをはじめ、コアなファンが多い作品。逆にドライな気持ちで臨んだ」と役作りを振り返った。
夏木は映画オリジナルの役柄で、いぶし銀の演技を披露し「若者だらけの映画に、ジジイが出ていいのかな」と照れくさそうに挨拶。「若い俳優さんの芝居が、いい感性をしていて感心した。特に、蔵人くんは大人の男を演じられる数少ない役者だと思う」と真木の演技に太鼓判を押した。
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