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大ヒット中「しあわせのパン」、被災地で異例の無料上映会

2012年3月4日 20:59

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観客と握手する三島有紀子監督
観客と握手する三島有紀子監督

[映画.com ニュース] 原田知世大泉洋が共演した「しあわせのパン」の無料上映会が3月3日、宮城・南三陸町の南三陸ホテル観洋・コンベンションホール羽衣で行われ、メガホンをとった三島有紀子監督が舞台挨拶に立った。

「がんばれ東北!東北応援企画」として企画された今回の上映会は、全国で大ヒット中ながらも「被災地の人々に、映画で少しでも心を温めていただく」ためにために、異例の無料上映会が実現。観賞した人々は、「映画を見るのは1年ぶり。震災で緊張していた気持ちが、映画を見ている間、ほのぼのとした温かい気持ちになれた。これが本当の寛げる時間なんだなと思いました」とうれしそうな表情で語った。

三島監督は、阪神大震災を経験しているだけに「基本的に大事なことは食べること、寝ること、もうひとつは自分が感じる喜びや悲しみを、誰かと分け合えることが本当に大事だなと感じています」と話す。さらに、「その思いをいつか映画にできないかと考えていて、17年たった今、こうして『しあわせのパン』という映画に思いを込めることができ、ここにこの映画を届けることができて本当にうれしく思っています」と感慨に浸った。

また、この日は出席がかなわなかったが、大泉がメッセージムービーで登場。「今回、原田知世さんと主演させていただき、夫役を寡黙に演じております。どうぞ、ふだんのうるさい大泉洋を忘れて(笑)、見てください。とても素敵なかわいらしい映画ですので、皆さんにも『しあわせのパン』を愛していただきたいと思っています」とコメントを寄せた。

同作は、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いたハートウォーミングドラマ。りえ(原田)と尚(大泉)の水縞夫妻は東京から北海道・月浦に移住し、パンカフェ「マーニ」を開く。尚がパンを焼き、りえがそれに合ったコーヒーと料理を出すマーニには、北海道から出ることができない青年や口のきけない少女とその父親、思い出の地を再訪した老夫婦などさまざまな人々がやってくる。

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