ほっしゃん。初主演映画、マドリッドの映画祭にノミネート

［映画.com ニュース］　お笑い芸人のほっしゃん。が初主演を務めるコメディ「幸運の壺　Good Fortune」が2月25日、公開初日を迎え、ほっしゃん。をはじめ、共演の佐津川愛美、前田公輝、逢沢りな、麿赤兒、ヨネスケ、小川通仁監督らが東京・シネマート新宿で舞台挨拶に立った。自分でも楽しめる作品に仕上がったと、満面の笑みで自画自賛したほっしゃん。は、「見どころを言葉で言うのはなかなか難しい。見ていただいてから反応を知りたいです。ぜひ見てください、それしかないですね」と、力強く作品への思いを語った。

本作は、不幸の連鎖に巻き込まれていく男の奇想天外な運命の物語。鬼嫁の麻美（麻生久美子）にDVを受けながら、売れない役者を続けている良作は、ある日マンションの管理人（戸田恵子）から“幸運の壺”をもらい受ける。すると状況は一変、麻美の突然の死、身にふりかかる殺人疑惑など、さまざまな出来事が起こり出す。この日、6月に開催されるマドリッドインターナショナルフィルムフェスティバルの外国語映画賞にノミネートされたことも発表された。

また、「さや侍」（松本人志監督）の主演を務め、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した野見隆明も特別ゲストとして登場。劇中で登場した“幸運の壺”を手にお祝いスピーチをするも、しどろもどろに。ほっしゃん。から突っ込まれ、会場を笑いに包んでいた。