具志堅用高、しずちゃんの五輪切符獲得の可能性は「70%」
2012年2月15日 20:00

[映画.com ニュース] 映画「アフロ田中」の公開を記念し2月15日、東京・タワーレコード渋谷で、各ジャンルで活躍しているアフロヘアの人々を称える「ベストアフロニスト」授賞式が開催。映画に出演する堤下敦(インパルス)をMCに、元プロボクサーの具志堅用高、お笑い芸人の藤田憲右(トータルテンボス)、本作の主題歌を歌うメンバー全員アフロのバンド「鶴」(秋野温、神田雄一郎、笠井快樹)が表彰された。
「ビッグコミックスピリッツ」に連載中で、単行本はシリーズ累計400万部を突破した人気漫画を原作にした本作。天然のアフロヘアのモテない24歳・田中(松田翔太)が彼女を作るべく奮闘する姿をコミカルに描く。
“お笑い部門”でベストアフロニストに輝いた藤田だが、「10年アフロやっていて賞もらったのは初めて」。芸人として目立つために始めた髪型だが、損することが多いそうで「服装が限られるしモテない。奥さんも『アフロじゃない方がいい』って言うしね」と苦笑い。さらに「毎月(髪型を維持するために)2万くらいかかる」と告白し、客席をどよめかせていた。
“アスリート部門”で受賞となった具志堅は、アフロ歴約35年。「70年代のディスコやソウルミュージックが格好よかったし、ドミニカからやって来た世界チャンピオンがアフロで強そうに見えた」と動機を語ったが、「15ラウンド戦うには重くて、終盤疲れるんです」と明かすなど苦労もあったようだ。
藤田は「バイクに乗るとき、ヘルメットからはみ出す部分に蚊が入り込んでくる」と意外な悩みを明かしたが、具志堅も「早朝にロードワークしていると蚊とかハエが入って取れないんだよ!」と同調。さらに映画のヒットの可能性については、「ちょっちゅねー」と決めゼリフを繰り出した。
また、ボクシングの全日本選手権で優勝し、ロンドン五輪出場を目指して世界選手権に臨む「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代に話題が及ぶと、「1回勝てば行けそう。トレーニングを積めば見込みあります。(可能性は)70%」と太鼓判を押した。
「アフロ田中」は2月18日から全国で公開。
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