「メリー・ポピンズ」裏話が映画化へ W・ディズニー役にT・ハンクスか
2012年2月13日 09:30

[映画.com ニュース] ディズニーの名作映画「メリー・ポピンズ」の裏話を題材にした脚本「Saving Mr. Banks(原題)」の映画化に向け、ウォルト・ディズニー社が話し合いを進めていると米Deadlineが報じた。「メリー・ポピンズ」の製作を手がけたウォルト・ディズニー役に、トム・ハンクスの名前が挙がっている。
1964年(日本では65年)に公開された「メリー・ポピンズ」は、実写とアニメを合成したミュージカル映画で、ジュリー・アンドリュース扮する家庭教師メリー・ポピンズとバンクス家の子供達の交流を描いたファンタジー。パメラ・L・トラバースによる原作小説は1934年に出版され、その後7作の続編が発表された。
映画化が検討されている「Saving Mr.Banks」は、ケリー・マーセルが執筆した脚本で、ハリウッド業界人が選出する製作前の優秀脚本「ザ・ブラックリスト」2011年版に選ばれている。その内容は、原作小説の映画化権をめぐる、ディズニーとトラバースの14年間にわたる交渉が軸になっているようだ。
「メリー・ポピンズ」の原作小説は、トラバース自身の体験や、7歳の時に亡くなった父との関係を反映させた物語。日本では、岩波少年文庫から「風にのってきたメアリー・ポピンズ」として出版されている。著者の個人的な思い入れが強い作品だったようで、映画のアニメ部分が気に入らなかった彼女は、続編の映画化を認めなかった。原作者トラバース役にはメリル・ストリープが噂されている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント