成宮寛貴“分身”の「成歩堂ダルマ」にご満悦
2012年2月11日 15:25

[映画.com ニュース] 発売から10年余で累計420万本を売り上げた人気ゲーム・シリーズを映画化した「逆転裁判」が2月11日、全国275スクリーンで初日を迎えた。三池崇史監督が、キャラクターの造形も含めゲームの世界観をそのまま実写化。メイン館の東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズは初回上映から完売となる順調な出足を見せた。
新米弁護士・成歩堂龍一役で主演の成宮寛貴は、「撮影はギザギザ(のカツラをかぶること)から始まりました。衣装も最初は見慣れなくて、やばいと思い、監督に『大丈夫でしょうか?』と聞いたくらいです」とクランクイン当時の心境を吐露。それでも、「CGやセットがすごくて、悩みや不安がありながらも興奮して撮影に臨んでいました。楽しい、ドキドキワクワクする映画として愛されていってほしい」とアピールした。
衣装の話題は、共演者にも“伝染”。成歩堂のライバルで幼なじみの検事・御剣怜侍役の斎藤工は、「人気のキャラクターなので、ゲームのファンに殺されるのではとビクビクしていた。まだ油断はできないので、これからも身を潜めて生きていきます」とジョーク交じりに吐露。石橋凌にいたっては、周囲から「タカラジェンヌみたい」と言われたそうで、「姿見を見て、しばらく声が出なかったが、誰がタカラジェンヌやねんっという感じ。高校生からバンドを組んで髪が長いときもあったが、(衣装の)フリフリは初めて。これが何をしていても邪魔になった」と話し、会場の笑いを誘った。
順調なスタートを記念して、成歩堂をイメージしたダルマが登場。成宮を筆頭に斎藤、桐谷美玲、中尾明慶、石橋、小日向文世、三池監督の順で思い思いの「目入れ」を行った。完成した「成歩堂ダルマ」は、成宮の目が強調され、まつ毛なども施した目のパッチリした顔立ち。本人も「スゲエ」を連発し、終始ご機嫌だった。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント