黒木瞳ら「ウタヒメ」、バンドメンバー静ちゃんの勝利を祝福!
2012年2月11日 15:02

[映画.com ニュース] 五十嵐貴久の人気青春小説を映画化した「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」が2月11日、全国に先がけ東京・有楽町スバル座で先行公開され、主演の黒木瞳、木村多江、真矢みき、星田良子監督らが舞台挨拶に登壇した。
パート主婦の美恵子(黒木)、美恵子の後輩で男運の悪いバツイチのかおり(木村)、万引き常習犯の雪見(「南海キャンディーズ」山崎静代)、謎の元ロッカー・新子(真矢)の4人の中年女性が、ひょんなことからロックバンドを結成し、一夜限りのコンサートに挑む姿をユーモアたっぷりに描く。
初体験となるギターの演奏に挑んだ黒木は、「楽器と歌の練習は本当につらかったけど、皆さんの笑顔を見て全部いっぺんに吹き飛んだ!」と挨拶。宝塚の同期・真矢は、「楽器を奏でながら歌っている姿には感動した」と黒木の腕前を絶賛した。木村も「私にはロック魂が欠けているので、黒木さんは男前でかっこよかった!」とあこがれの眼差しだった。星田監督は「クランクアップ後、みんなが生演奏をスタッフに披露してくれてそれは本当に感動した」と感無量の面持ちだった。
黒木は4人のケンカのシーンを振り返り、「昔、北大路欣也さんに本気で叩かれたことがあって、それから私も本番は思い切り叩こうと思ってた。でも見る見るうちに多江ちゃんの頬が赤くなっていったのでちょっとかわいそうだった」と本音をぽろり。木村は、「ちょっと視界がチカチカしてたけど、カットがかかった後に『大丈夫?』って黒木さんが心配してくれて。まさに雨とムチだった」と明かし、笑いを誘った。
また、7月のロンドンオリンピック出場をかけたボクシング試合のため欠席していた山崎から、「本日は参加できなくて申し訳ありません。『ウタヒメ』楽しんでいただけたでしょうか? 私は今日ボクシングの試合をしてます。必ず勝ちます!」と力強いメッセージが届いた。舞台挨拶後、見事勝利の朗報を受けた一同は、「さすが静ちゃん、有言実行。勇気をもらった」と祝福した。
「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」は、2月11日より東京・有楽町スバル座にて先行公開中。2月18日より全国順次公開。
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