マックG監督、映画版「春のめざめ」主役に「glee」リア・ミシェルを熱望
2012年2月10日 17:00
[映画.com ニュース] 「ターミネーター4」のマックG監督が、ブロードウェイで大ヒットしたロックミュージカル「春のめざめ(Spring Awakening)」の映画化企画について、リア・ミシェル主演の可能性を明かした。
ドイツの劇作家フランク・ベデキントが1891年に発表した戯曲「春のめざめ」は、19世紀のドイツにおける10代の若者たちの青春を、セックスや自慰行為、中絶、レイプ、自殺といったシリアスなテーマをからめて描いている。ブロードウェイ公演は、07年トニー賞の主要8部門を受賞した。
映画化の準備を進めているマックG監督は、このほど米E!オンラインのインタビューに対し、人気ミュージカルドラマ「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」で主人公レイチェル役を演じているリア・ミシェルと主演交渉中であると語った。ミシェルは2006年~08年まで、「春のめざめ」ブロードウェイ公演で主人公の少女ベンドラ役を演じ、注目を集めた。舞台を見たマックG監督は、ミシェルの演技と歌に惚れ込んだようで、映画版の同役を熱烈オファーしている。ミシェル主演の可否は、「glee」の撮影スケジュールにかかっているようだ。