ユニバーサル、ハズブロ社との契約を解除
2012年2月2日 22:25
[映画.com ニュース] 米ユニバーサルが、米大手玩具メーカーのハズブロ社との契約を解除したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
パラマウント・ピクチャーズと提携し、自社玩具を映画化した「トランスフォーマー」シリーズが大成功したことを受け、ハズブロは2008年にユニバーサルと大型契約を締結。自社商品をベースに少なくとも4本の映画化を実現するという条件だったが、09年にユニバーサルの経営陣が変わったことの影響もあり、実現にこぎ着けたのは海戦ゲームをアクション大作として製作した「バトルシップ」(今夏公開)だけだった。
リドリー・スコット監督による「モノポリー」やマック・G監督作「ウィジャボード」、手足が自由自在に伸縮する人形“Stretch Armstrong”を「トワイライト・サーガ」のテイラー・ロートナー主演で映画化する企画など、さまざまな企画の開発が進められていたが実現はしなかった。ハズブロは今後、独自で企画開発を進め、他のスタジオに持ち込むことになる。
ハズブロは、「トランスフォーマー」シリーズと「G・I・ジョー」シリーズの映画化について、パラマウントとの契約を継続している。
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