ハリウッド目指す女優集団、セクシー黒衣裳で舞台挨拶
2012年1月29日 02:30
[映画.com ニュース] 映画「すべての女に嘘がある」が1月28日、公開初日を迎え、浅居円、琴乃、長谷川ミク、範田紗々、めぐり、周防ゆきこ、木村葵、新井花菜と宝来忠昭監督が、東京・池袋シネマ・ロサで舞台挨拶に立った。
「ハリウッド映画に出演する女優」になることを目標に結成された女優集団“KU.RO.FU.NE PROJECT(クロフネ プロジェクト)”による、第1弾劇場映画。精神病院で同時に起きた女性拉致監禁事件と殺人事件の捜査を通じて、事件に関係する女たちの真の姿が暴かれていく。
女優陣は全員、趣向を凝らした黒い衣裳で登場。主演を務めた浅居は「初めての主演映画ということですごく緊張しましたが、監督もみなさんもとても優しくて、スタッフさんにも温かい目で見守っていただく楽しい日々でした」と笑顔で振り返った。
ハリウッド進出という夢に向けた最初の一歩とあって「最初に話をいただいたときは、大好きな先輩やかわいい女の子たちと映画が作れるということですごく楽しみでした」(周防)、「第1弾ですがみんな演技もうまいし、とてもかわいらしいのでこれから楽しみです」(琴乃)と女優陣は一様に胸を躍らせる。
劇中、病院関係者や警察、女子高生など様々な立場の登場人物が入り乱れる。めぐりは「初めての大人の女の役ですごく難しかったです。監督からは『もっと強い女を演じろ! 米倉涼子みたいな感じで』と言われましたが……見てのお楽しみです」とニッコリ。長谷川は「初の本格演技で、体験したことのない主婦を演じさせていただきましたが、(プライベートの)参考になったんでしょうか(苦笑)?」と思案顔で会場の笑いを誘っていた。
この日の最年少19歳の新井は演技自体が初挑戦となったが「(演技よりも)いまの方が緊張しています」と不安げ。「台本にないことばかりで、顔が引きつっているところもあるので、そこは見なかったことにしてください!」とこれから映画を観る観客にかわいらしく懇願した。
この壮大なプロジェクトの舵取りを任された宝来監督は「楽しんでもらえるように、それぞれの女優の魅力を引き出そうと目一杯がんばりました。これからもこの女優たちをよろしくお願いします」と夢の実現に向けてファンの応援を呼びかけた。