「ヒューゴの不思議な発明」最多11部門ノミネート!スコセッシ監督来日決定
2012年1月25日 00:24
[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督の最新作「ヒューゴの不思議な発明」が、第84回アカデミー賞のノミネート発表で11部門に名を連ねた。1月24日(現地時間)に、同賞を主催する映画芸術科学アカデミーが発表し、作品賞、監督賞をはじめ脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装賞、作曲賞、録音賞、音響編集賞、視覚効果賞という11部門での最多ノミネートとなった。
配給のパラマウント・ピクチャーズはこの日、スコセッシ監督の約5年ぶりとなる来日を発表。「ディパーテッド」で2007年1月にレオナルド・ディカプリオと来日して以来となる。
第69回ゴールデン・グローブ賞で最優秀監督賞を受賞したほか、世界の映画賞で28部門を受賞、113部門のノミネートを誇った(1月23日現在)。スコセッシ監督は、2月16日に都内のホテルで会見を行う予定で、日本のファンにどのようなメッセージを残すのかに大きな注目が集まる。
同作は、世界的なベストセラーとなったブライアン・セルズニックの冒険ファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を、スコセッシ監督が3Dで映画化。1930年代の仏パリが舞台で、孤児の少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)は父の残した壊れた機械人形とともに、駅の時計塔に隠れ住んでいた。ある日、機械人形の修理に必要なハート型の鍵をもつ少女イザベルと出会ったヒューゴは、人形に秘められた壮大な秘密をめぐる冒険に繰り出す。
「ヒューゴの不思議な発明」は、3月1日から全国で公開。