長澤まさみ、生まれ変わるなら“性転換する”クマノミに
2012年1月23日 17:13

[映画.com ニュース] 人気グループ「嵐」の相葉雅紀がナビゲーターを務めるドキュメンタリー映画「日本列島 いきものたちの物語」の完成報告会見が1月23日、都内ホテルで行われ、相葉をはじめ、ナレーションで参加した長澤まさみ、「ガレッジセール」のゴリ、黒木瞳、出田恵三監督が出席した。
日本列島で暮らす生き物たちの営みを通して家族愛ときずなを映し出し、日本の素晴らしさを描く。世界を舞台に活躍する岩合光昭氏、水中写真家の第一人者・中村征夫氏、野鳥のエキスパート・嶋田忠氏ら25人の動物カメラマンが全国30カ所以上で2年半にわたり、撮影を敢行した。
相葉はロケ地のひとつとなった鹿児島県・屋久島に撮影クルーとともに足を運び「皆さん、命をかけて、何時間、何十時間、何日間もカメラを構えていて、本当に胸にきました。それがわずか数分間のドラマになるぜい沢さ。そして熱い思いを感じます」。以前から野生動物の生態に興味があったといい「この作品に携わることができて、光栄です」と誇らしげだった。
長澤は「生まれ変わったら、どの生き物になりたい?」の問いに、作中にも登場するカクレクマノミをチョイス。米アニメ「ファインディング・ニモ」でおなじみのカクレクマノミは、すべてオスとして生まれ、その集団の中で一番体が大きい個体がメスに性転換する習性をもっており「オスとメス、両方味わえたら楽しいかな」と笑顔で語った。また、「野生動物は親子が一緒にいる時間が短くて驚いた。そうしないと大自然で生きる力が備わらないんですね」としみじみ。これに対し、黒木は「子育てが短くてうらやましい」。ゴリは「この映画を早くうちの嫁さんに見せて、お父さんは外から帰ったら、家では何もしなくていいんだと教えてやりたい」と笑いを誘っていた。
「日本列島 いきものたちの物語」は2月4日から全国で公開。
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