イーストウッド&レオがFBIの裏側に迫る本編映像公開
2012年1月17日 18:30
[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド監督&レオナルド・ディカプリオ主演のタッグが初めて実現した「J・エドガー」から、本編映像が公開となった。
今回公開されたのは、ディカプリオ扮する若きJ・エドガーが、武器の所持や全国の指紋ファイルの集中など、FBIの権限向上の重要性を上院議員に力説する公聴会のシーン。自信と威厳に満ちあふれたディカプリオの演技は、まさに圧倒的な存在感。ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされ、同作で20代から晩年70代までのエドガー役を演じ切った熱演をうかがうことができる。
J・エドガー・フーバーはFBIの初代長官にして、死去までの48年間、その頂点に君臨し続けた人物。ギャングたちが派手な銀行強盗を繰り広げていた30年代から、科学的なアプローチによる捜査を開始し、戦後にかけての原爆機密スパイ事件や反共思想に基づく共産主義者糾弾などを通して、アメリカの保護と安全のすべてを確立させた英雄と呼ばれている。
だがその裏では、歴代大統領をはじめとする政治家や著名人、運動家、ジャーナリスト、俳優までの情報を“非公式”に収集し、スキャンダルを利用してその影響力を強めてきた。マフィアとの癒着や、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件、マリリン・モンロー自殺の裏にもFBIが暗躍していたという噂もあるほどだ。
そんな、一種のタブーでもあった“8人の大統領が恐れた男”の真実に、クリント・イーストウッド監督がメスを入れたのが「J・エドガー」。イーストウッドは、「エドガーは、歴史における自分の位置づけに興味があったんだと思う。そして、ある程度誇張する傾向があったんだろう。自分をよく見せるために。フーバーはマスコミ、そして政治家たちをうまく利用していた。歴代の大統領たちは、彼に秘密を握られていたんだ」と人物像にコメントを寄せている。
「J・エドガー」は、1月28日より全国公開。
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