アルモドバル最新作「私が、生きる肌」の日本公開決定
2012年1月13日 12:38
[映画.com ニュース] ペドロ・アルモドバル監督とアントニオ・バンデラスが22年ぶりにタッグを組んだ「私が、生きる肌」の日本公開が、5月26日に決定した。第64回カンヌ映画祭コンペティション部門に正式出品され、第69回ゴールデングローブ賞の最優秀外国語作品賞にもノミネートされている問題作だ。
バンデラスが天才的な形成外科医ロベルを演じる今作は、愛に狂わされ、神すら恐れぬ禁断の実験に没頭する男と、数奇な運命をたどるヒロインの姿を官能と戦りつに彩られた映像美の中につむぎ出す。
画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やすロベルは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完ぺきな肌”を創造することを夢見ていた。良心のかしゃくすら失ったロベルが、監禁した“ある人物”を実験台にして人工皮膚を移植し、妻そっくりの美女をつくりあげていく。
アルモドバル監督の「セクシリア」(1982)でデビューし、スペインを代表する国際的なスターへとのぼりつめたバンデラス。「アタメ」以来となるタッグ結成は大きな話題を呼び、ポーカーフェイスの裏に渦巻く激情を、鬼気迫る存在感で演じきった。また、今作の原作は仏作家ティエリー・ジェンケのミステリー小説「蜘蛛の微笑」で、アルモドバル監督が大胆に脚色し、新たな物語に生まれ変わらせた。
「私が、生きる肌」は、5月26日から全国で公開。
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