長原成樹、 監督デビュー作で主演・鎌苅健太を「1回もほめなかった」
2012年1月11日 13:30

[映画.com ニュース] お笑い芸人・役者として活躍する長原成樹の監督デビュー作「犬の首輪とコロッケと」のプレミアムイベントが1月10日、東京・麹町のTOKYO FMホールで行われ、主演の鎌苅健太、ちすん、中村昌也、宮下雄也、山口智充、長原監督らが出席した。
同作は長原監督の自伝小説を元にした内容で、大阪・生野区で不良青年だった荒々しい青春時代を描く。ケンカ、窃盗、少年院への入所などの暗い側面と、家族や地元住民との絆(きずな)、恋愛など人間味あふれる温かな側面を抽出している。
初メガホンとなった長原監督は、「感謝の気持ちでいっぱい」と万感の思いを吐露。そして、主演を務めた鎌苅に向け「1番厳しく接したと思うんです。撮影中、1回もほめたことがないんですよ。その分、やっぱり素晴らしい仕上がりになっていると思います」と称えた。長原監督が所属する事務所の後輩で、鎌苅の父を演じた山口は「原作本を読んだ際に『絶対、成樹さんは映画を撮られるんやな』と思った」と予測していたことを明かした。
声のみではあるが、引退した島田紳助さんが出演していることでも話題の本作(収録は2011年1月)。イベント後の囲み取材で、長原監督は「(島田さんのシーンは)ターニングポイントになった(場面を描いた部分)」と述べ、あえてカットすることはしなかったと語った。
「犬の首輪とコロッケと」は1月28日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ
かっこよすぎるでしょ…
ビジュアルもアクションも友情も絆も主題歌も、すべてクリティカルヒットしました
提供:ワーナー・ブラザース映画
ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル
【珠玉の傑作13本を映画館で一挙上映!】「ハリポタ」「マトリックス」「るろ剣」etc…(提供:ワーナー・ブラザース映画)