マーティン・スコセッシ監督、「沈黙」「シナトラ」3D化構想を明かす
2012年1月5日 21:30

[映画.com ニュース] 自身初の3D作品「ヒューゴの不思議な発明」(3月9日公開)が高く評価され、今年のアカデミー賞レースの本命入りしたマーティン・スコセッシ監督が、長年温めている2本の企画についても3D化を検討していることを明かした。
ひとつは、遠藤周作の長編小説「沈黙」の映画化企画。キリシタン禁制が敷かれた17世紀の日本を舞台に、ポルトガル人司祭の苦悩を描いた同作の映画化は、スコセッシ監督にとっては10数年来の悲願のプロジェクトだ。当初の予定通りであれば、ダニエル・デイ=ルイス、ベニチオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナルが司祭役で主演することになっている。
もう1本は、やはり数年前から進行中の「シナトラ」。大歌手フランク・シナトラの伝記映画で、レオナルド・ディカプリオが主演すると見られている。
米Playlistによれば、スコセッシ監督は「沈黙」を次回作として考えていると明言。さらに、「ヒューゴの不思議な発明」の成功を受け、「沈黙」と「シナトラ」も3D化する可能性があることを認めたという。
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