麻生久美子、やり手営業課長役でキリッと眼鏡姿を披露
2012年1月3日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の麻生久美子が、奥田英朗の人気小説を映画化する「ガール」(深川栄洋監督)で、大手不動産会社の営業課長を演じている。34歳、既婚、子どもなし、という役どころで、年上の部下の扱いに悩まされていくうちに、夫との生活にも微妙な温度差を感じるようになっていく、現代の女性が抱えるリアルな姿を映し出している。
同作は、香里奈、麻生、吉瀬美智子、板谷由夏の4人が主演。大手広告代理店勤務の滝川由紀子(香里奈)、麻生演じる武田聖子、老舗文具メーカー勤務の小坂容子(吉瀬)、自動車メーカー勤務の平井孝子(板谷)という、職業も取り巻く環境も異なる4人の女性が、それぞれの悩みを抱えながらも懸命に自らと向き合い、女性としての人生を謳歌しようとする姿を描く。
同名小説は5つの短編から構成されているが、映画版はうち4編「ヒロくん」「ガール」「ワーキング・マザー」「ひと回り」を、ひとつの物語に再構築した。麻生扮する聖子は、夫の博樹(上地雄輔)とふたり暮らし。夫よりも所得が高く、購入したばかりのマンションのローン支払いのためにも自分が頑張らねばと、専業主婦になるつもりはさらさらない。順調に出世し営業課長に抜てきされるが、年上の部下・今井哲夫(要潤)がその前に立ちはだかる。
今井は自分のやり方を変えようとせず、聖子と衝突を繰り返す。麻生は、これまでにも様々な役を演じてきているが、これほど見る者に自分とオーバーラップさせられるリアルな設定は珍しい。キリリとした眼鏡姿を披露しているほか、“女子力”のバイブルともいわれた原作の映画化だけに、劇中では22着の衣装を着用している点も大きな話題を呼んでいる。
「ガール」は、5月26日から全国で公開。
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