演技経験皆無の天才少年、ハリウッドで主役に「ひっくり返るほど驚いた」
2012年1月2日 19:00

[映画.com ニュース] 日本での子役人気が依然として盛り上がりを見せるなか、ハリウッドでも注目を集める少年がいる。2012年2月公開の映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」で主演を務める少年トーマス・ホーンは、異色の経歴の持ち主として話題だ。
同作は、“9・11”で突然父親を失った少年が懸命に生きる姿を描くヒューマンドラマ。世界的ベストセラーとなったジョナサン・サフラン・フォアの小説を映画化したもので、「ノーカントリー」(第80回アカデミー賞作品賞受賞)などで知られるスコット・ルーディンがプロデューサー、新人発掘眼にも定評のあるスティーブン・ダルドリーが監督を務める。さらにトム・ハンクス、サンドラ・ブロックらアカデミー賞受賞コンビも顔をそろえている。
ホーンは、1997年サンフランシスコ生まれ。幼少期から小説やノンフィクションを熱心に読む読書家だった。クロアチア語やスペイン語、中国語を学ぶ勉強家でもあり、また趣味としてスキーや空手、ピアノをたしなむという器用な顔も持つ。しかし、演技経験はほぼ皆無に等しかった。映画へ出演することになったのは、あるクイズ番組での優勝がきっかけ。番組プロデューサーでもあったルーディンの目に留まり、映画のオーディションを受けた結果、まさかの大抜てきとなった。
ダルドリー監督は「トーマスはとんでもなく頭が良く、ユーモアと集中力も抜群。彼は演技の方法論を学ぶことをとても楽しんでいたよ。どうすればコツがつかめるかということを考えていた。『ああそうか、僕がこうすれば、そうなるんだね』というようにね。ずば抜けた能力を持っているよ」と大絶賛している。
一方のトーマスは、「決まったと知ったときは、ひっくり返るほど驚いたんだ。こんなことは一度もやったことがなかったから」と、決定当時の気持ちについてコメントを寄せている。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は2012年2月18日より全国で公開。
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