「アバター」盗作訴訟の標的に 10日間で3件も!
2011年12月22日 08:00
[映画.com ニュース] 歴代映画興行記録を更新したジェームズ・キャメロン監督の超大作「アバター」が、相次いで盗作訴訟の標的になっている。
ハリウッド・レポーター紙によれば、過去10日間で3件もの著作権侵害訴訟が持ち上がっており、原告のひとりは25億ドルもの損害賠償を求めているという。最近、無名の映画脚本家がハリウッド大作を著作権侵害だとして訴えるケースが相次いでいるが、今回の3件は2010年に「アバター」が自著の盗作であると訴えた小説家ケリー・バンと同じ運命をたどることになると、同紙は予想している。
バン氏は、03年に発表した小説「Sheila the Warrior : the Damned」が「アバター」に盗用されたと主張したものの、裁判官は抽象的なアイデアしか共通していないと、訴えを却下。原告は、弁護側の裁判費用の負担を命じられる結果となっている。
「アバター」が著作権侵害訴訟の標的となりやすいのは、同作が世界で大ヒットした映画であるのに加え、ストーリー設定が普遍的であるからと見られる。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
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