板尾創路&浅野忠信「月光ノ仮面」で意気投合 さらなる“共闘”誓う
2011年12月12日 19:03

[映画.com ニュース] 板尾創路の監督第2作「月光ノ仮面」のヒット祈願イベントが12月12日、東京・新宿の花園神社で行われ、主演も兼ねた板尾監督をはじめ、共演する浅野忠信、石原さとみ、矢部太郎(カラテカ)が出席した。板尾監督と浅野は、今作を通じて意気投合。「もっともっとお仕事をご一緒したい」(浅野)、「浅野くんとはもっといろんなことができるんじゃないかと思っている。これをきっかけに新しい日本映画に挑戦したいし、浅野くんが監督する作品にもぜひ出していただければ」(板尾監督)とさらなる“共闘”を誓った。
舞台は敗戦の色濃い昭和22年。戦死したと伝えられた落語家の森乃家うさぎ(板尾)が顔を包帯で包み、一切の記憶をなくした状態で帰還する。一方、自分こそは本物の森乃家うさぎだと名乗るもうひとりの男(浅野)が出現し、婚約者の弥生(石原)は動揺を隠し切れない。ふたりの男の正体と、ひとりの女の運命が“板尾節”というべきシュールで硬派な切り口で描かれる。
板尾監督は「100%自分の理想どおり、それ以上の作品に仕上がって自分でもウソみたい。満足しています」と手応え十分。ヒロインに起用された石原は、板尾監督の第1印象を「肌がきれいだなと思った」と述懐した。そして、「この方の頭の中はどうなっているんだろう。きっと素敵な作品になるだろうなって思った」という。板尾監督とのラブシーンにも挑戦したが、「板尾さんが鼻水たれないように必死だったのを思い出す」。板尾監督は「かわいらしさと美しさ、そしてちょっとのお色気もあり、しっかりお芝居できる女優さんといえば、石原さとみという名前しか思い浮かばなかった」と石原の起用にも大満足の様子だった。
この日は本堂でヒット祈願が行われたほか、隣接する「新宿ゴールデン街」に敷かれた長さ30メートルの“ゴールデン”カーペットを板尾監督らが闊歩。“月光”にちなみ、最速年越し月見そばを食し「そばのように細く長く上映できれば」(板尾監督)とヒットを祈った。
「月光ノ仮面」は2012年1月14日から全国で公開。
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