ガレッジセール・ゴリ、長男の夢「豚肉になりたい」に不安
2011年12月2日 19:34
[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリが12月2日、東京・新宿ピカデリーで行われた「リアル・スティール」ツリー点灯式に、「雨上がり決死隊」の宮迫博之とともに出席した。二児の父親として知られるゴリは、「(子どもを)ライブに連れていくようにしている」と子煩悩ぶりを発揮。しかし、長男が「将来パパみたいになりたいと言っていたけれど、最近は“豚肉”になりたいと言っている」と明かし、「ブタならまだ許せるけど、子育てに迷っています」と会場の笑いを誘った。
本作のテレビCMで息子・陸くんと親子初共演した宮迫は、「映画を見て泣いた息子を見たのははじめて。奥さんに怒られたときに、子どもがこそっと『大丈夫』となぐさめてくれる」と親子のきずなをアピール。宮迫の活躍に刺激を受けた陸くんは「将来芸人になりたい」と熱望しているそうで、「叩きつぶしてやりますよ。ライバルですから!」と将来の活躍に期待を寄せた。
ふたりは、「子どもに戦ってと言われて戦わない親はいない。血をわけた家族のきずなは、戻りたいという気持ちがあれば放っておいても戻る」(宮迫)、「父親は子どもために強くなる。子どものために頑張れるのはどの親子も共通」(ゴリ)と家族愛を熱弁。ともにクリスマスは家族と過ごしたいともらし、「人を雇ってサンタのふりをしてもらったので、5年生だけどまだ信じていますよ」(宮迫)、「(サンタクロースのふりをしているのがばれてしまったので)娘は6歳だけど大人の世界に入ってしまった」(ゴリ)と話した。
見どころを問われると、「泣ける映画はあるけれど、悲しい涙じゃなくて一歩前に行ける涙で得しました。見終わった後、いい気持ち」(宮迫)、「ヒューマンで子どもが見ても楽しめる。最高の涙! ロボット同士の格闘技のアクションンも本物の人間同士みたいに迫力があった」(ゴリ)とアピールも忘れない。
ロボット格闘技の勃興によって人生に挫折した元プロボクサーが、生き別れた息子との再会をきっかけに、親子のきずなと人生の再起をかけ再び立ち上がる。ヒュー・ジャックマンが主演し、ダコタ・ゴヨと親子を演じた。
「リアル・スティール」は、12月9日から全国で公開。