仲間由紀恵、谷原章介の「好きです」告白に恐縮しきり
2011年11月28日 13:05
[映画.com ニュース] 女優の仲間由紀恵が11月28日、東京・六本木のニコファーレで行われた主演作「劇場版テンペスト3D」の製作会見に、共演の谷原章介、高岡早紀とともに出席した。19世紀の琉球王国を舞台に、身を投じて国を守ろうとするヒロインの波乱万丈をつづる本作。劇中、仲間と高岡は“敵対関係”にあり、「私自身はとても楽しませていただいた」(仲間)、「監督に言われるがまま、たくさんいじめさせていただいた」(高岡)と笑顔で振り返った。
原作は池上永一の同名ベストセラー。琉球王国末期の王宮を舞台に、美ぼうと才能を併せもつ女性・真鶴(まづる)が性別を偽って政府の役人・孫寧温(そんねいおん)として、国と民のために懸命に生きる姿を描く。NHK-BSプレミアムで放送されたドラマ「テンペスト」を角川映画が3D映画化した。
仲間は「首里城を守る竜が、こちらに向かってくるシーンは怖くて、思わず3Dメガネを外そうかと思った」と映像の迫力に太鼓判。出身地でもある沖縄が舞台とあって「私自身も、琉球を救おうという強い気持ちで演技に臨んだ。琉球王国だった時代から、今の沖縄になった流れを体感することで、密な時間を過ごせた。一生の財産になるはず」と誇らしげに語った。
この日は、絢爛豪華な琉球衣装に身を包んでの会見で「背筋がピンと伸びる」(仲間)。王族神・聞得大君役で“悪女ぶり”を発揮する高岡は「私の衣装は、位が高いのでとにかく重い。責任感がそのままのしかかっている感じ」。谷原は、真鶴への愛を貫く薩摩藩士・浅倉を演じ「二律背反した悩ましい思いを抱えた男。共通点? 僕も仲間由紀恵さん、好きです」と大胆告白。仲間は恐縮しきりだった。
会見では3Dホログラフによって孫寧温が出現する演出も。真鶴と孫寧温のツーショットが実現した。
「劇場版テンペスト3D」は、2012年1月28日から全国で公開。
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