アンジェリーナ・ジョリー、伝記映画で「イラク建国の母」に
2011年11月21日 11:19

[映画.com ニュース] アンジェリーナ・ジョリーが、「イラク建国の母」と称されるイギリス人女性ガートルード・ベルの伝記映画に主演する可能性が出てきた。
1868年、英ダーハムの裕福な家庭に生まれたベルは、まだ女性の大学進学が珍しいビクトリア朝の英国にあって、オックスフォード大学を弱冠20歳で優秀な成績で卒業。考古学者として中東に行き、「アラビアのロレンス」ことT・E・ロレンスと出会い、英諜報部員としての活動を通してイラク建国の立役者となった。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、今回の伝記映画はリドリー・スコットの製作会社が進めているもので、スコット監督自らメガホンをとる可能性もあるという。「ナイロビの蜂」のジェフリー・ケインが脚本を手がける。ジョリーは出演交渉中とのことだが、まだ確定はしていない。
ボスニアを舞台にしたジョリーの初監督作「In the Land of Blood and Honey」は、12月23日から全米公開される。
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