東山紀之、第一子は「耳が僕に似ている」 名前は「ゆっくり考える」
2011年11月7日 17:43

[映画.com ニュース] 俳優の東山紀之が11月7日、都内で行われた出演作「源氏物語 千年の謎」の完成報告会見に出席した。妻で女優の木村佳乃との間に、第一子となる女児が誕生したばかり。出産にも立会い、「分娩室に入って2時間くらいの安産だった。かつてない感動を味わうことができたが、本当に想像以上にちっちゃかった」と述懐。特に耳が自分に似ているといい、「こんなに大事に手にしたものは初めて。名前はまだ。候補がいくつかあるので、ゆっくり考えたい」と喜びをかみしめた。
木村は母乳を飲ませ始めているといい、東山自身もすでに“おむつ替え”を経験し「子育ては共同作業」と積極的に子育てに参加する決意だ。今回の出産を機に「改めて女性は神々しいと思った。今回の『源氏物語』もそうですけど、女性のパワーたるや、すごいものがある」。将来について「子どもには間違いないが、個人を尊重し、ひとりのレディとして(娘と)付き合いたい」と理想の親子像を語った。
会見には東山をはじめ、主演の生田斗真、中谷美紀、真木よう子、多部未華子、芦名星、田中麗奈、窪塚洋介、鶴橋康夫監督が出席。生田が演じる光源氏は、かつて東山も演じているが「過去の映像を見てしまうと、プレッシャーになってしまうので、あえて何も見なかった」(生田)。東山は「僕を見ても勉強にならないってこと(笑)? でも、斗真が演じた光源氏はとてもいやらしくて、フェロモンも強い。うちの事務所で演じられるのは、彼しかない」と太鼓判。女優陣からも「美しい瞳のなかに、悲しみをたたえている」(中谷)、「とにかくカッコいい」(真木)、「とても美しい方」(多部)と絶賛の嵐で、生田も「大満足です」と笑顔を見せた。
平安王朝時代を舞台に、時の権力者・藤原道長(東山)に命じられ、女流作家・紫式部(中谷)は絶世の美少年・光源氏(生田)を主人公にした「源氏物語」を執筆する。“紫式部が生きる現実”と“光源氏が生きる架空”の二重世界が交差するなか、愛と欲望がうずまく「源氏物語」誕生に秘められた1000年越しの“謎”をミステリータッチで描く。
「源氏物語 千年の謎」は12月10日から全国で公開。
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