ドキュメンタリー界の巨匠F・ワイズマン36作品を一挙上映
2011年11月4日 17:52

[映画.com ニュース] 学校、病院、警察、軍隊、裁判所、福祉施設など、アメリカの様々な施設を中心に現代社会を独自の視点で切り取り、“現存の最も偉大なドキュメンタリー作家”と称される巨匠・フレデリック・ワイズマン監督の過去作品を、一挙上映するレトロスペクティブ「フレデリック・ワイズマンのすべて」が、東京・渋谷ユーロスペースで開催されている。
ナレーション、テロップ、効果音などの演出的要素を一切排したスタイルが特徴のワイズマン作品。精神異常犯罪者を収容した刑務所の日常を映したデビュー作「チチカット・フォーリーズ」(1967)から近作「ボクシング・ジム」(日本初公開・2010)まで、現在上映可能な36作品を一挙公開。「基礎訓練」「パナマ運河地帯」など、日本初公開の8作品も含まれる、ファン必見の貴重な機会だ。

ワイズマン監督は「パリ・オペラ座のすべて」(09)に続き、フランスで撮影された新作「クレイジーホース」の日本公開と東京国際映画祭での上映に際し、10月末に13年ぶりに来日。81歳という年齢をものともせず、精力的に質疑応答やトークイベントに参加し、観客を喜ばせた。
渋谷ユーロスペースでの上映は11月25日まで。神戸アートビレッジセンター、金沢21世紀美術館、立命館大学、高知県立美術館、山口情報芸術センターなど全国順次巡回。「クレイジーホース」は12年夏公開。
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