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V・モーテンセン主演「善き人」 ナチス党員の葛藤描く舞台作が映画化

2011年11月1日 08:10

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V・モーテンセンが苦悩する大学教授に
V・モーテンセンが苦悩する大学教授に
(C)2007 Good Films Ltd

[映画.com ニュース] ナチス政権下のドイツを舞台に、抑圧された時代に生きるひとりの大学教授の苦悩と葛藤(かっとう)を描いた、英国の劇作家C・P・テイラーの舞台劇「GOOD」を映画化した「善き人」(ビセンテ・アモリン監督)の公開が、2012年1月1日に決定した。「イースタン・プロミス」「ザ・ロード」のビゴ・モーテンセンが主人公を演じる。

1930年代、ヒトラー独裁が進むドイツ。ベルリンの大学で文学を教えるジョン・ハルダー(モーテンセン)は、過去に書いた小説をヒトラーに気に入られたことから、ナチ党に入党せざるをえなくなる。家庭を愛し、文学を愛し、戦争をともに戦ったユダヤ人モーリスとの友情を大切にしていた“善き人”ジョンだったが、ナチス入党により人生が一変、自分と家族の命を守るか、それとも友情と信念を貫くかで苦悩し、追い込まれていく……。

イースタン・プロミス」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたモーテンセンが、文学教授ジョンの奥深い葛藤を入魂の演技で繊細に演じた。共演は、「ハリー・ポッター」シリーズのジェイソン・アイザックスら。

善き人」は2012年1月1日から全国順次公開。

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