V・モーテンセン主演「善き人」 ナチス党員の葛藤描く舞台作が映画化
2011年11月1日 08:10

[映画.com ニュース] ナチス政権下のドイツを舞台に、抑圧された時代に生きるひとりの大学教授の苦悩と葛藤(かっとう)を描いた、英国の劇作家C・P・テイラーの舞台劇「GOOD」を映画化した「善き人」(ビセンテ・アモリン監督)の公開が、2012年1月1日に決定した。「イースタン・プロミス」「ザ・ロード」のビゴ・モーテンセンが主人公を演じる。
1930年代、ヒトラー独裁が進むドイツ。ベルリンの大学で文学を教えるジョン・ハルダー(モーテンセン)は、過去に書いた小説をヒトラーに気に入られたことから、ナチ党に入党せざるをえなくなる。家庭を愛し、文学を愛し、戦争をともに戦ったユダヤ人モーリスとの友情を大切にしていた“善き人”ジョンだったが、ナチス入党により人生が一変、自分と家族の命を守るか、それとも友情と信念を貫くかで苦悩し、追い込まれていく……。
「イースタン・プロミス」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたモーテンセンが、文学教授ジョンの奥深い葛藤を入魂の演技で繊細に演じた。共演は、「ハリー・ポッター」シリーズのジェイソン・アイザックスら。
「善き人」は2012年1月1日から全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント