ベン・アフレックとマット・デイモンが新作で再タッグ
2011年10月26日 11:11
米ワーナー・ブラザースと製作契約を結ぶアフレックとデイモンの制作会社パール・ストリート・フィルムズは、ボストンのギャング、ホワイティ・バルガーを題材にした映画制作の準備に着手。バルガーは悪名高いボストンのギャングで、今年、16年間の逃亡生活の末に81歳で逮捕されている。
ボストン出身のアフレック、デイモンにとってはなじみ深いギャングであり、マーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」ではジャック・ニコルソンが演じたキャラクターのモデルになったことでも知られている。デイモンは、数10年間に及ぶバルガーの変遷を演じる予定で、ロビン・フッド的な盗賊として名を挙げた若手時代から、逃亡生活までが描かれることになる。
脚本は、「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」や「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」などギャングを題材としたテレビドラマを得意とするテレンス・ウィンターが執筆。アフレックは監督だけでなく役者としても出演する予定で、弟のケイシー・アフレックも出演するという。
アフレックとデイモンが共同で映画を製作するのは、脚本をふたりで執筆し、アカデミー賞を受賞した「グッド・ウィル・ハンティング」以来。現在アフレックは監督第3作「Argo」の撮影中で、スティーブン・キングの大巨編「ザ・スタンド」など、さまざまな作品の監督オファーがある。マット・デイモンも人気俳優としてスケジュールが埋まっているため、クランクイン時期は未定。