蒼井優“あこがれの人”との初共演に大感激
2011年10月16日 14:09

[映画.com ニュース] アイルランドで撮影された蒼井優の主演映画「たまたま」の初日舞台挨拶が10月15日、東京・渋谷のシネクイントで行われ、蒼井と脚本を兼ねた小松真弓監督が出席した。
アイルランドの美しい自然や町並みを旅するヒロイン(蒼井)が遭遇する“たまたま”の出会いを通して、日常で見逃しがちな奇跡や希望を描きだす53分間の映像作品。小松監督は蒼井が出演した紅茶のCMをはじめ、これまでに300本以上のCMやミュージックビデオ、ショートムービーを手がけてきた映像クリエイター。蒼井も「仕事をご一緒した延長で、長い作品も見てみたいと思った。会ったときから『この人はいい人だな』って思ったし、素敵な作品になると思った」と全幅の信頼を寄せる存在だ。
また、唯一の日本人共演者として、コンテンポラリーダンサーの森山開次が“雨男”役で出演。「以前から興味があって、脚本の段階から雨男を演じてほしいと思っていた。でも、それは監督が決めることだから、あえて私からは言わなかった」(蒼井)。その後、小松監督から森山の起用を聞かされたといい「すっごくうれしかったです。即興で踊る姿を間近で見られる貴重な機会になった」とあこがれの存在との初共演に大感激していた。
主題歌を担当するのは、アイスランド出身の大物グループ「シガー・ロス」。蒼井と小松監督はともに、撮影に入る前から「この作品にはシガー・ロスが合う」と意見が一致したといい「でも無理かなあって話になって」(蒼井)、「ダメ元でシナリオをファックスしたら、すぐにデモ(音源)が送られてきた」(小松監督)。同グループにとっては、初の日本映画への主題歌提供となった。
蒼井は、こだわりが詰まった本作を「誇りをもって、胸張ってお届けできる作品がようやく完成しました。今日“たまたま”見に来てくださった方も、気に入ってもらえれば周りに広げてください」。小松監督は「変わったものができました。普通の感覚では見ないでください(笑)。なんで優ちゃんが旅しているのかとか、謎がいっぱいなので何度も見てもらえれば」とアピールした。
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