映画初主演の佐武宇綺、「濡れるのはOK」と気合い
2011年10月12日 12:32

[映画.com ニュース] ガールズユニット「9nine」の佐武宇綺が10月12日、東京・池袋のサンシャイン水族館で行われた「魚介類 山岡マイコ」の完成会見に、タレントの高見こころ、加藤沙耶香、梶野竜太郎監督とともに出席した。
映画初主演にして“女子高生姿の魚介類”という奇抜な役どころに挑んだ佐武は、「プレッシャーもあったけれど、監督からそのままの宇綺を撮りたいと言われて。マイコは魚介類の第一形態なので、元気いっぱいに無邪気な幼さを出そうと心掛けました」。海中から登場するシーンは、「制服のまま海に入るなんて普通じゃできないのでうれしかった」と述懐し、「うお座なので濡れるのは全然OK!」と会場を沸かせた。
佐武扮するマイコの第一発見者・鴨子を演じた高見が、「宇綺ちゃんには母性本能くすぐられっぱなしで、わが子のような感覚で撮影に臨んでいました」と話すと、佐武は「鴨ちゃん(高見)が私のことを探してくれるシーンがあって、すごく愛を感じた」と笑顔をのぞかせた。
脚本も兼ねた梶野監督は、「濡れた髪の女の子を撮りたい、というところからこの映画ははじまったんです」と製作理由を説明。「女の子の成長過程を魚にたとえてみました。女の子の顔の表情をすごく大切にしているので、見るたびに発見があります」とアピールした。
女子高生の姿をした魚のマイコが、周囲を巻き込みながら“出世魚”として成長する姿を描く。マイコの第一形態(佐武)、第三形態(加藤)の間に登場する第二形態は、アイドルの松下美保が抜てきされた。
「魚介類 山岡マイコ」は、10月22日からシネ・リーブル池袋で公開。
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