「キック・アス」監督、マーク・ミラーのコミックを再び映画化
2011年10月9日 11:08

[映画.com ニュース] 「キック・アス」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のマシュー・ボーン監督が、人気コミック作家マーク・ミラーの「スペリオール(Superior)」を映画化することが分かった。
ミラー作、レイニル・ユ画の「スペリオール」は、多発性硬化症という難病を抱えた少年が、魔法によって大好きなアクションヒーローに変身するというストーリー。スーパーパワーを手に入れた少年は、犯罪組織と戦う代わりに中東の戦争を終結させたり、飢餓や天災などで苦しむ市井の人々を救う。
米Comic Book Movie Newsによれば、「キック・アス」でコンビを組んだミラーとボーン監督は、約1年半かけて「スペリオール」について話し合いを重ねてきたそうで、このほどボーン監督が映画化権を獲得したことをミラーが正式に認めた。映画版には、ミラーとユのほか多発性硬化症協会もチームに加わるという。
ミラーは原作を執筆したきっかけについて、「障害のあるヒーローを描いてみたいと思っていた。多発性硬化症を選んだのは、学生時代にこの病気に苦しむ友人がいたからだ」と告白。「ヒーローが登場する物語というのは、本質的に願望を満たすファンタジーだ。少年が魔法の力で再び歩きたいと思うだけでなく、空を飛びたいと願うこと、私にとってこれ以上強く訴えかけてくるものはなかった」と語っている。
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