米ネットフリックス、新料金体系で謝罪
2011年9月21日 11:20
[映画.com ニュース] 米オンラインDVDレンタル最大手ネットフリックスのリード・ヘイスティングCEOが、ユーザーに謝罪メールを一斉送信した。
ネットフリックスは、動画ストリーミング配信サービスで全米No.1のシェアを誇るものの、今年7月に導入した新価格体系がユーザーの反感を買い株価が下落していた。もともとDVD郵送サービスと動画ストリーミング配信がセットで月額9ドル99セントだったのに対し、新体系ではDVD郵送サービスと動画ストリーミング配信が別プランとなり、それぞれ月額7ドル99セントとなった。
同社の動画ストリーミング配信はコンテンツ数で競合サービスに勝っているものの、まだ十分なラインアップとはいえない。そのため、DVD配送とストリーミング配信の併用が必要になり、月額約16ドルの支出が迫られる。ユーザーにとっては実質60%の値上げとなるため、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを通じ、バッシングが繰り広げられていた。
ヘイスティングCEOは9月19日(現地時間)、利用者全員に「An Explanation and Some Reflection(ご説明といくつかの反省)」と題したメールを送信。「私はヘマをしてしまいました。ぜひ事情をご説明させてください」という文面からはじまるメールで、新料金体系へ至った経緯を説明した。
ストリーミング配信とDVD郵送サービスはまったく異なるビジネスであることを悟ったため、それぞれ独立した料金体系にしたと説明。今後、DVD郵送サービスはQwickster(クイックスター)と改名し、ネットフリックスという名称はストリーミング配信サービスのみに用いることにするという。十分な説明なしに料金改正に踏み切ったことを謝罪するとともに、信頼を取り戻すために全力を尽くすことを約束している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート