中村獅童、「かつては女性の敵と言われてた」と自虐
2011年9月12日 13:33

[映画.com ニュース] 浅田次郎のベストセラー小説を堺雅人主演で映画化した「日輪の遺産」のヒット御礼舞台挨拶が9月11日、東京・角川シネマ新宿であり、中村獅童、森迫永依、佐々部清監督が登壇した。
終戦間近の1945年8月10日、マッカーサーから奪取した時価900億円もの財宝を隠すよう密命を受けた帝国陸軍の真柴少佐(堺)、小泉中尉(福士誠治)、望月曹長(獅童)の三名が、祖国復興の思いを胸に、勤労動員として呼集された20人の少女(森迫ら)とともに任務を遂行していく姿を描く。
公開3週目を迎え、ようやくファンの前に姿を現した獅童は、「年に1回は日本兵役を演じているが、これまでとは違った役柄にめぐり合えてうれしい。たたずまいや生き方など、日本兵らしさを大切に演じた」と振り返った。しかし森迫が「クールでかっこいい。いつも見ても素敵です」と獅童をベタぼめすると、「本当にうれしいけど、かつては世の中の女性の敵と言われていたんだ。ほめてもいいことないよ」と自虐交じりに笑いを誘った。また、この日14歳、14日に38歳の誕生日を迎える森迫と獅童には、映画の内容にちなんだ金塊型バースデーケーキがサプライズで贈呈され、二人そろってロウソクの火を吹き消した。
奇しくもこの日は、東日本大震災から半年、アメリカ同時多発テロ事件から10年という節目の日。先月、宮城・石巻市で同作の無料上映会を開催した佐々部監督は、「震災前から『いつか、この国が生まれ変わるために』というコピーはあったのだけど、映画監督として、この時期に誇りをもって上映できる映画を作ったつもり」と胸を張った。
「日輪の遺産」は全国で公開中。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】ぜひ堪能してほしい特別すぎる体験だった【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー