櫻井翔「今、幸せです」と万感の思い「神様のカルテ」初日
2011年8月27日 14:50

[映画.com ニュース] 映画「神様のカルテ」が8月27日公開を迎え、主演の櫻井翔に宮崎あおい、原田泰造、岡田義徳、加賀まりこ、深川栄洋監督が都内で行われた舞台あいさつに登壇した。
夏川草介の同名小説を原作に、信州の地方病院に勤務する若き医師が、患者や周囲の人々との触れ合いの中で“命”のあり方と向き合っていく姿を描く。
初日の初回上映に足を運んだ900人超の観客の大歓声に迎えられ、登壇陣は感激の面持ち。櫻井は「決して楽しい日々ではありませんでしたが作品と役柄に向きあい、素晴らしい仲間と出会えて今、幸せです」と充実した表情で撮影を述懐した。
司会者から、櫻井が公開までに100媒体以上の取材を受けてきた事実が紹介されたが、なぜかそれを聞き違えて「100倍のテンション? しっとりやってきたつもりだったんですが(苦笑)」と天然ぶりを発揮する一幕もあった。
宮崎は初日を迎えて「ホッとした」と安どの表情を浮かべつつ「すごくうれしいんですが、みんなでがんばって作った作品が離れていくのがさびしくもあります」と明かす。加賀は「監督と櫻井さんに優しく寄り添っていただきました」と撮影を振り返り、この日も壇上に上がる際に櫻井に手を取ってエスコートしてもらいニッコリ。
「ドキドキして早く起きたのに、スーツを忘れて遅れてきてしまった」と苦笑いの深川監督は「普段は櫻井くんが入ってくると『キャー』という声が上がるんですが、今日はしっとりした歓声だったように思います」と作品に込めた思いが観客に届いたことに満足げだった。
最後に櫻井は「映画の中と同様に、たくさんの人に支えられてここまで走ってこれました。人は人によって救われるという思いが詰まった作品です」とあいさつ。原田の音頭で、全員で万歳三唱し、映画の門出を祝福した。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ