「リセット」が描く“人類消失”の真相を「ムー」編集長が明らかに!?
2011年8月4日 14:19

[映画.com ニュース] 「2012」で描かれたマヤ文明の予言をモチーフに、人類消失の謎を描くSFサスペンス「リセット」について、世界のミステリーに迫る月刊誌「ムー」の三上丈晴編集長がコメントを寄せた。
大停電をきっかけに人類が消失し、消えずに残った4人の男女(ヘイデン・クリステンセン、タンディ・ニュートン、ジョン・レグイザモ、ジェイコブ・ラティモア)にも得体の知れない“闇”が襲いかかる。その闇について、三上編集長は「有名な大槻義彦(早稲田大学名誉)教授が火の玉の正体だと述べている“プラズマ”と逆の現象で、光を吸収する“ブラック・プラズマ”があります。また、NASAの顧問として有名な天文学者のカール・セーガンは、プラズマの体を持つ生命体が存在する可能性を認めています。劇中の“闇”という存在はかなりSFチックですが、実在の可能性は否定できません」と話す。
さらに、「カナダにジョン・ハチソンという風変わりな科学者がいて、彼が作った装置が物体を消してしまう現象が起きました」と言及。これは、「高周波・高電圧の電子コイルによってプラズマが発生して消滅現象を起こしたといわれていますから、映画で描かれる人間消滅事件にはブラック・プラズマが関わっていると、科学的に解釈することも可能なのではないでしょうか」と続ける。
そして、数々の解釈が存在するマヤ文明の予言にも、同作を裏付ける説が存在すると明かす。
「“2012年に何かが起こる”とされる予言の一説には、リング状のフォトン・ベルト(超電磁波帯)に太陽系が突入するというものがあります。地球がこの中に入った最初の3日間は暗闇に包まれ、あらゆる電子機器が使えなくなる。この説も、ブラック・プラズマが発生すると考えれば、まさに映画が描く世界そのものといえそうです。もともとマヤの予言とは、マヤ暦が一巡して2012年12月に終わるという“暦のリセット”ですから、映画のタイトルと通じるものがありますよね」
果たして、本作の主人公たちは人類消失の真相をひも解くことができるのか。三上編集長が語ったブラック・プラズマとフォトン・ベルト説を念頭に置いて鑑賞すれば、リアリティが増すのは間違いない。「リセット」は、8月3日にブルーレイ&DVDリリース(ブルーレイ4935円、DVD3990円)。レンタルも同日よりスタートする。
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