「忍たま」に世界70か国からオファー 初日に“なでしこ”安藤も出席
2011年7月23日 16:01

[映画.com ニュース] 映画「忍たま乱太郎」が7月23日公開を迎え、主演の加藤清史郎をはじめとするキャスト陣と三池崇史監督が舞台挨拶に登壇。さらに、女子サッカーワールドカップで世界一に輝いた“なでしこJAPAN”のメンバー、安藤梢も駆けつけた。
尼子騒兵衛の人気漫画を原作に、忍者のたまご“忍たま”として忍術学園に入学した乱太郎と仲間たちがドタバタを繰り広げる。
共演の林遼威、木村風太、寺島進、三浦貴大、杏、石垣佑磨、松方弘樹も登壇。満場の拍手に迎えられた加藤は、昨夏の撮影を振り返り「大変でしたが監督さんをはじめ、キャスト、スタッフのみなさんに支えていただきました」と周囲への感謝の思いを口にした。さらに、「撮影から身長が5センチ伸びました!」と報告。会場は温かい拍手に包まれた
忍たまたちの先生役を演じた寺島は、子どもたちとの共演の感想を聞かれ「冗談じゃねえよ! 殴ったり蹴ったりのスパルタでした」と悪態。それでも、「引率の先生というか、僕自身も精神年齢は8歳なので(笑)、同じ目線で楽しかった」と笑顔を見せた。
また、この日は松方の69歳の誕生日。加藤の合図で壇上の面々がバースデイソングを歌い、松方が演じた稗田八方斎をかたどったケーキが運び込まれた。事前に何も知らされていなかった松方は感激。孫のような年齢の加藤たちの祝福に、「69歳になりました。ありがとうございます」と相好を崩した。
さらにスペシャルゲストとして、ワールドカップで全試合に先発出場し優勝に貢献した安藤が登場すると、会場からはどよめきが。安藤は、加藤になでしこの花束を手渡し「忍たまたちが最後まであきらめない気持ちに感動しました。今度は『忍たま乱太郎』で日本を元気にしてほしい」。加藤は、「僕もこの映画で金メダルを獲りたい!」と力強く語った。
なお本作は台湾、インドネシア、タイ、チェコ、スロヴァキア、ポーランドでの公開が既に決定。さらにヨーロッパ、アフリカなど70か国以上から配給のオファーが届いていることも明らかになった。
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