YouTubeユーザー投稿型ドキュメンタリー「Life in a Day」日本公開
2011年7月11日 17:00
[映画.com ニュース] 世界各国の人々が、2010年7月24日にそれぞれが過ごした1日を撮影し、YouTubeへ投稿。その動画の中から魅力的な映像を編集し、ドキュメンタリー映画を作り上げるというプロジェクトから生まれた、リドリー&トニー・スコット兄弟が製作総指揮を務めるソーシャル・ネットワークムービー「Life in a Day 地球上のある一日の物語」の日本公開が決定した。
YouTubeが企画した同プロジェクトは、世界初、地球規模の歴史的な試みとなり、世界192カ国からおよそ8万本、4500時間を超える作品が寄せられた。「ラストキング・オブ・スコットランド」などで知られるケビン・マクドナルドが監督を務め、332組342人の動画を採用した。日本からは東京都のカメラマンが投稿した映像が選ばれており、4歳の息子との日常風景が映し出されている。なお、採用された投稿者は共同監督としてクレジット表記されている。
米サンダンス映画祭のワールドプレミア上映会で初披露後、独・ベルリン、ポーランド・クラクフなど世界中の映画祭に招待され、話題を呼んでいる。日本では、プロジェクト開始からちょうど1年後となる7月24日に、共同購入型映画館チケットサイト「ドリパス」などが運営する全国一斉試写会を開催、劇場公開は8月下旬を予定している。
なお、試写会の詳細は「ドリパス」(http://dreampass.jp)で告知している。