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織田裕二“外交官・黒田”シリーズ続編に意欲「化けの皮をはぎたい」

2011年6月25日 12:41

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続編製作に意欲をのぞかせた織田裕二(中央)、 伊藤英明(左)、黒木メイサ
続編製作に意欲をのぞかせた織田裕二(中央)、 伊藤英明(左)、黒木メイサ

[映画.com ニュース] 織田裕二の主演最新作「アンダルシア」が6月25日、全国371スクリーンで公開。織田は、共演の黒木メイサ伊藤英明戸田恵梨香西谷弘監督とともに東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶に立った。

外交官・黒田康作を演じた織田が、映画の舞台となったスペインの国旗を手にしたファンから大歓迎で出迎えられた。フジテレビ開局50周年記念作「アマルフィ 女神の報酬」で誕生した役どころ。織田は、連続ドラマ「外交官 黒田康作」を経て完成させた今作に手ごたえをつかんでいる様子で「企画がたちあがった当初は夢のような話だと思った。2年経って、夢でフワフワしていたものが現実としてできた映画。目標に近づいたという気持ちが、手ごたえとしてある」と胸を張った。

両隣に立つ黒木、伊藤を見つめながら「キャストのみんなが良かったでしょう?」と客席に訴える織田。「手前味噌になるけれど、僕も試写を見て素敵な映画に仕上がっていると感じた。スタッフも2回目のヨーロッパ。浮き足立たずに素晴らしい仕事をしてくれた」と称えた。

最も大変だったシーンは、伊藤と格闘する場面だったそうで「僕よりもひと回り以上も大きい。何しろパワーが違うから、外人と格闘しているような感覚でした。あばらがギシギシいっていましたから」と笑う。一方の伊藤は、「織田さんを何回も突き飛ばしてしまった。最初は力を抜いていたけれど、だんだん熱がこもってきて……。結果として、精神的ストレスを与えてしまった」と苦笑いを浮かべ、頭を下げた。

黒田という役については、「つかめたという部分がちらっとあるけれど、核心に迫ると逃げられてしまう。もっと化けの皮をはぎたい。またどこかで会えるといいですね」と、暗にシリーズ化への意欲をのぞかせた。

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