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TM西川「今こそ日本がひとつになるため」映画主題歌に熱い思い

2011年6月4日 13:12

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書き下ろした新曲2曲について 思いを語る西川貴教
書き下ろした新曲2曲について 思いを語る西川貴教

[映画.com ニュース] 「T.M.Revolution」こと歌手の西川貴教が6月3日、東京・新宿ピカデリーで行われた「劇場版 戦国BASARA The Last Party」の出陣式に出席。声優を務める大川透(徳川家康役)、森田成一(前田慶次役)、石野竜三(長曾我部元親役)らとともに舞台挨拶に立ち、映画のために書き下ろした新曲2曲について、思いを語った。

シリーズ累計220万本を売り上げた人気アクションゲームで、テレビアニメ化もされた「戦国BASARA」の初の劇場版。豊臣秀吉の治世が終わり、覇王の不在が新たな戦の引き金となった戦国時代を舞台に、それぞれの思いを秘めた武将たちは、決戦の地・関が原に集う。西川は2005年に発売された第1作からテーマ曲を手がけており、「かれこれ7年目に突入で、夢だった劇場版を迎えることができて嬉しい。タイトルは“Last”だが、まだ宴は続くはず。この計り知れないパワーが日本中に届けば」と熱っぽく語った。

(左から):小林裕幸氏、西川 石野竜三、野村和也監督、森田成一、大川透
(左から):小林裕幸氏、西川 石野竜三、野村和也監督、森田成一、大川透

オープニング曲の「FLAGS」は、テンションの高いロックチューンで「旗を掲げよ、というセリフが印象的だったので、そのままタイトルにした。自国や自軍を背負うプライドを曲にし、今こそ日本がひとつになるため、みんなで頑張ろうというメッセージを伝えられれば」。一方、エンディング曲の「The party must go on」はダンサブルな楽曲。「踊りの要素が欲しいと言われ、何度か曲を聞いてもらったが『もっと、もっと』って(笑)。結果、すごくテンポが早い曲になった」と振り返った。

原作監修を務めたCAPCOMの小林裕幸氏は「夢にまで見た劇場版。涙しました」と万感の表情。野村和也監督は「全身全霊で前のめりに頑張った。長い戦いになったが、完成し嬉しく思っている。主人公4人の生き様をうまく表現できていれば」と挨拶し、主人公・伊達政宗の故郷、仙台から取り寄せた“松川だるま”へ大ヒット祈願を込めた目入れを行った。

劇場版 戦国BASARA The Last Party」は6月4日から、全国22スクリーンで公開。


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