向井理「よく頑張ったね」と北川景子の頭をナデナデ

2011年6月4日 12:55


“ジョージ”もびっくりのサプライズに 驚きを隠せない北川
“ジョージ”もびっくりのサプライズに 驚きを隠せない北川

[映画.com ニュース] 矢沢あい原作の人気コミックを北川景子主演で映画化した「パラダイス・キス」が6月4日、全国304スクリーンで封切られ、北川、向井理をはじめ五十嵐隼士大政絢賀来賢人加藤夏希新城毅彦監督が、東京・有楽町の丸の内ルーブルで舞台挨拶に立った。

ファッション誌「Zipper」で1999~2003年に連載され、単行本の累計発行部数は500万部を突破。女子高生・早坂紫(北川)は勉強一筋の毎日に物足りなさを感じながらも、大学受験に追われていた。独創的な才能を持つジョージ(向井)らデザイナーを目指す専門学校生から学園祭のショーモデルにスカウトされたことをきっかけに、自らの夢を模索する。

紫役を演じた北川は、「去年の8月から3カ月かけてじっくりと撮影しました。1日も早く届けたくて、公開を待ち望んでいました」と感慨もひとしおの様子だ。一方の向井は、「今日からみなさんの作品になります。たくさんの人に広めて見てほしい」と笑顔でアピール。メガホンをとった新城監督も、「シンプルに単純に、楽しめるエンタテインメントを作った。作品の中にファッションやメイク、セリフなどを散りばめたので、何かを考えるきっかけになればうれしい」と語った。

パラキスメンバーが結集!
パラキスメンバーが結集!

「原作コミックのビジュアルのスタイルがよくて驚いた」という北川は、「体型作りのために、みんなで『パラキスダイエット』に励みました」と明かした。差し入れのお菓子を食べないように声をかけあったり、真夏だったので体重が落ち過ぎないように気を付けあったという。イザベラ役に扮した五十嵐は、「お菓子を食べようとすると、景子ちゃんがじっと見るんですよね」と会場の笑いを誘った。

向井と“ジョージ”の似ているところを聞かれた北川は、「ない!」とバッサリ。「正反対の人ですよ。ジョージは冷徹なところがあるけど、(向井は)最初から温かくて、気さくで、優しくて。どんなジョージになるんだろうと思っていました」と話した。「本編ではちゃんとジョージでしたけど」と話す北川に、向井が「よかった」と応えると、すかさず五十嵐が「仲良しか!」とツッコミをいれ、撮影現場の和やかな雰囲気が垣間見えた。

舞台挨拶の途中、向井が100本の青いバラの花束を北川にプレゼントし、“ジョージ”顔負けのサプライズを行うひと幕も。「よく頑張ったね、紫」と向井が頭をなでると、北川は「うれしすぎて、まっ白でびっくり。サプライズをされてみて、やっぱりジョージがいい」と満面の笑みで応えた。

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