市原隼人「犬は表現者の原点」 共演した警備犬ときずな再確認
2011年6月2日 16:36
[映画.com ニュース] 俳優の市原隼人が6月2日、新米警察官と“警備犬”のきずなと活躍を描くアクション大作「DOG×POLICE 純白の絆」のクランクアップ報告会見に出席。警備犬の新米ハンドラー(訓練士)を演じ、「犬はリアルに生きていて、うそのつけない存在。まっすぐな姿に表現者の原点を見た。撮影中はずいぶん救われました」と語った。会見後には、会場となった東京・成城の東宝スタジオ内に設置されたドッグランで、共演したオスのジャーマン・シャパードとともに、“親和”と呼ばれる絆(きずな)を深めるスキンシップを披露した。
舞台は凶悪犯罪やテロ、地震や台風などの自然災害時に出動し人命救助に当たる警視庁警備部警備二課装備第四係。意に反して同係に配属された刑事志望の早川勇作(市原)が、ハンディを抱える練習犬のシロと出会い、成長を遂げる。やがて連続爆発テロが発生。勇作&シロのコンビも危険な任務に出るが……。原案は「海猿」シリーズの小森陽一。数々のヒットドラマを手がけた七高剛監督メガホンをとる。
警備犬は警察犬とは異なり、犯罪を未然に防ぐ警備部の所属で、災害救助や犯人の制圧活動がおもな役目。人命を助けるために、ときには人の盾になることもある。クランクイン直後の3月11日には、東日本大震災が発生。撮影中が2週間ストップしたほか、撮影に参加していた5頭の警備犬が被災者の命を救うため、被災地に向かった。市原は、困難や葛藤(かっとう)を乗り越えながら、任務を全うする役どころに「仕事にプライドをもつことの大切さを実感した。すべての人がそういう気持ちをもてば、今の日本にきっと活力を与えられるはず」と力説した。
先輩ハンドラーの水野夏希を演じた戸田恵梨香は「タイトなスケジュールだったが、犬と一緒に過ごすことで、大切で豊かな時間を過ごした」と述懐。「しっかりと喜怒哀楽を見せてくれるし、能力もすごい。でも撮影中は飼い主さんを探してばかりで、私のことは見てくれず、言うことも聞いてくれず……。かなり遊ばれました(笑)」と警備犬との共演に四苦八苦の様子だった。会見には村上淳、阿部進之介、カンニング竹山、時任三郎も出席した。
「DOG×POLICE 純白の絆」は10月1日から全国で公開。
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